サンダルを履く機会が増える6月。ふと足元を見たときに、「かかとが白っぽくガサガサしている…」「ひび割れが気になる…」と感じたことはありませんか?
かかとは普段あまり目に入らない部分のため、顔や手のスキンケアは欠かさなくても、かかとのお手入れは後回しになりがちです。その結果、気づいた頃には硬く厚くなった角質が目立ち、見た目にも触り心地にも悩んでしまう方が少なくありません。
今回は、かかとがカサカサになる原因と、これからの季節におすすめのケア方法をご紹介します。
なぜかかとはカサカサになりやすいの?
かかとが荒れやすいのには、いくつかの理由があります。
1. 乾燥しやすい構造だから
実は、かかとには皮脂を分泌する「皮脂腺」がほとんどありません。
顔や腕などの皮膚は皮脂によってある程度うるおいを保つことができますが、かかとは自ら保湿する力が弱いため、乾燥しやすい部位です。
特に6月はエアコンの使用が増え始める時期。室内の乾燥によって、かかとの水分も奪われやすくなります。
乾燥が進むと肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れ、古い角質が蓄積しやすくなり、ガサガサやひび割れの原因になります。
2. 体重や摩擦による負担が大きい
かかとは毎日全身の体重を支える重要な部分です。
歩くたびに圧力がかかり、さらに靴との摩擦も加わるため、肌は自分を守ろうとして角質を厚くしていきます。
特に以下のような方は注意が必要です。
- サンダルやミュールをよく履く
- ヒールの高い靴を履くことが多い
- サイズの合わない靴を履いている
- 長時間立ち仕事をしている
こうした刺激が続くと角質がどんどん厚くなり、乾燥しやすい状態になってしまいます。
3. 加齢や生活習慣の影響
年齢を重ねるにつれて、肌のターンオーバーは徐々にゆっくりになります。
さらに、
- 睡眠不足
- 疲労の蓄積
- ストレス
- ホルモンバランスの変化
なども肌の再生力を低下させる要因です。
「昔より傷の治りが遅くなった」と感じる方は、かかとの角質も溜まりやすくなっている可能性があります。
ガサガサかかとを削りすぎるのはNG
かかとの硬さが気になると、やすりや軽石で削りたくなりますよね。
しかし、必要以上に削ってしまうのはおすすめできません。
角質を取りすぎると肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥しやすくなります。すると肌は再び自分を守ろうとして角質を厚くするため、
「削る → 乾燥する → また硬くなる」
という悪循環に陥ることがあります。
一時的にはなめらかになっても、頻繁に削ることでかえって状態が悪化してしまうケースも少なくありません。
今日からできる!正しいかかとケア
① まずはお風呂で角質を柔らかくする
硬くなった角質は、無理に削る前に柔らかくすることが大切です。
入浴や足湯をする際は、40℃前後のぬるめのお湯がおすすめ。
熱すぎるお湯は肌に必要なうるおいまで流してしまうため注意しましょう。
10〜15分ほどゆっくり浸かりながら、かかとをやさしくマッサージすると血行促進にもつながります。
② ゴシゴシ洗わない
ナイロンタオルやブラシで強くこすると、摩擦によって肌にダメージを与えてしまいます。
かかとを洗うときは、しっかり泡立てた石けんやボディソープを使い、手で優しく洗うようにしましょう。
刺激を減らすことが、なめらかなかかとへの第一歩です。
③ 入浴後はすぐに保湿
お風呂上がりのかかとは、水分を含んで柔らかくなっています。
このタイミングで保湿ケアを行うことで、うるおいを閉じ込めやすくなります。忙しい方は就寝前だけでも続けてみましょう。
