「かかとがガサガサしてストッキングが引っかかる…」
「ひび割れて歩くたびに痛い…」
「保湿クリームを塗っているのに、なかなか改善しない…」
このようなかかとのガサガサに悩んでいる方は少なくありません。
かかとは毎日体重を支えているため、乾燥や摩擦の影響を受けやすく、気づかないうちに角質が厚くなってしまいます。そのまま放置すると、ひび割れや痛みにつながることもあります。
実は、かかとのガサガサは保湿だけでは改善しないケースもあります。原因を知り、正しいケアを続けることが、なめらかなかかとへの近道です。
今回は、かかとがガサガサになる原因と、自宅でできる正しいケア方法についてご紹介します。
かかとのガサガサはなぜ起こる?主な3つの原因
「毎日クリームを塗っているのに、なかなかきれいにならない…。」
その原因は、乾燥だけではないかもしれません。かかとのガサガサには、いくつかの原因が重なっていることが多くあります。
① かかとは乾燥しやすい部位だから
かかとの皮膚には顔のように皮脂を分泌する「皮脂腺」がほとんどありません。
皮脂には肌の水分が蒸発するのを防ぐ役割がありますが、かかとはその働きが弱いため、水分が失われやすく乾燥しやすい部位です。
乾燥した状態が続くと皮膚の柔軟性が失われ、ガサガサした手触りになったり、ひび割れが起こったりします。
② 古い角質が蓄積して硬くなる
皮膚は一定の周期で新しく生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。
しかし、加齢や乾燥、摩擦などの影響でこの周期が乱れると、本来なら自然に剥がれ落ちる古い角質が皮膚に残ってしまいます。
蓄積した角質は次第に厚く硬くなり、ゴチゴチとしたかかとに。さらに歩くたびに衝撃が加わることで、深いひび割れへと進行してしまうこともあります。
③ 摩擦や圧力が角質を厚くする
立ち仕事や長時間の歩行、サイズが合わない靴、ヒールやクッション性の少ない靴なども、かかとのガサガサを招く原因です。
皮膚は刺激から体を守ろうとするため、摩擦や圧力を受け続けると角質を厚くして防御しようとします。
つまり、「削ってもまた厚くなる」という状態を繰り返してしまうのです。
ガサガサかかとを改善する正しいケア方法
毎日の保湿を習慣にする
かかとケアで最も大切なのが保湿です。
おすすめは、お風呂上がりの肌が柔らかいうちに保湿クリームを塗ること。角質を柔らかくする尿素配合クリームや、高い保湿力のあるヘパリン類似物質、ワセリンなどを状態に合わせて使い分けると効果的です。
ただし、ひび割れて傷になっている部分に尿素を塗ると刺激を感じることがあるため、その場合はワセリンなど刺激の少ない保湿剤を選びましょう。
角質ケアは「少しずつ」が基本
硬くなった角質を見ると、一度に全部削りたくなってしまいますが、それは逆効果です。
削りすぎると皮膚は刺激を受け、「もっと厚くして守ろう」と働いてしまいます。
セルフケアでは、目の細かいフットファイルで乾いた状態のかかとを一方向に優しく整える程度がおすすめです。
ケア後は必ず保湿を行い、肌のバリア機能を守ることが大切です。
足に合った靴を選ぶ
どれだけ保湿を頑張っても、毎日足に負担がかかっていては改善しにくくなります。
サイズが合わない靴や硬い靴底は、かかとへの圧力や摩擦を増やしてしまいます。
クッション性があり、自分の足に合った靴を選ぶことも、ガサガサ予防には欠かせません。
意外とやりがちなNGケア
良かれと思って行っているケアが、実はガサガサを悪化させていることもあります。
例えば、
- 軽石で毎日のようにゴシゴシ削る
- 爪切りやハサミで角質を切る
- 角質ケアの後に保湿をしない
- 熱いお湯で長時間足を温める
これらは皮膚に必要なバリア機能まで傷つけ、乾燥や角質肥厚を招く原因になります。
「削る」ことよりも、「潤いを守る」ことを意識したケアが、美しいかかとへの近道です。
セルフケアで改善しないガサガサはプロにご相談を
何度ケアをしても繰り返すガサガサや、痛みを伴うひび割れは、セルフケアだけでは改善が難しい場合があります。
フットケアサロンでは、お客様一人ひとりの足の状態を確認しながら、必要な角質だけを丁寧に取り除き、削りすぎない施術で健やかなかかとへ導きます。
「かかとのガサガサをどうにかしたい」
「素足に自信を持ちたい」
「自己流ケアを卒業したい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。毎日触れたくなるような、なめらかなかかとを一緒に目指しましょう。
