
変色爪になる原因について

変色爪の原因は、感染症・外傷・栄養不足・全身疾患・薬剤や生活習慣の影響など、多岐にわたります。色の変化によって、その背景にある原因がある程度推測できます。それでは、変色爪になる原因について説明していきます。
感染症による変色
・爪白癬
爪白癬は白癬菌に感染することで、引き起こされます。いわゆる水虫のことです。爪の色が白〜黄〜茶色変色したり、濁り、厚み、ボロボロになることがあります。
・緑膿菌感染(グリーンネイル)
緑膿菌感染(グリーンネイル)は、ジェルネイルや不衛生な環境での湿気が原因となります。特徴として、ネイル下や浮いた部分に湿気が溜まり、細菌が繁殖する、緑色〜青緑色に変色します。
外傷や圧迫
・爪下血腫(内出血)
爪下血腫(内出血)は、靴の圧迫、指をぶつけるなどが原因のひとつになります。黒色・紫色・赤褐色に変色し、打撲直後は赤く、その後黒っぽく変化し、徐々に消えるか、爪とともに伸びてくるという特徴があります。
生活習慣・化学的要因
・喫煙・ネイル・洗剤など
タバコのヤニ、マニキュア、薬品の影響で、爪が変色することがあります。特に、黄ばみやすく、くすみやすくなります。
栄養不足・貧血・代謝異常
鉄・亜鉛・ビタミンB群などの欠乏が原因となり、白色(白斑)へ変色したり、薄くなり光沢が消えることがあります。さらに、スプーン爪(スプーン状に反り返る)になることもあります。
全身疾患に伴う爪の変化
・肝臓病:白色化(白色爪)し、爪床の血色が失われます。
・心不全・肺疾患:青紫色、紫色(チアノーゼ)へ変色します。
・腎不全:赤褐色、二重色調(半分白・半分褐)になることがあります。
・糖尿病:黄ばみ、厚み、感染による変色があります。
悪性腫瘍(メラノーマ)など重篤な原因
悪性腫瘍(メラノーマ)は、爪の下にできる皮膚がんで、徐々に広がり、色が濃く不均一で、爪の根元にも及ぶことがあります。黒色・茶色の筋、広がりがあり、形の不整がある場合もあります。
変色爪の特徴について

変色爪の特徴は、爪の色が健康な淡いピンク色から変化し、白・黄・緑・黒・紫などの異常な色を帯びる状態です。変色の種類によって、原因や体の異常を知る手がかりになることがあります。それでは、変色爪の特徴について説明していきます。
共通する変色爪の特徴
健康な爪と明らかに色が違う
通常の淡いピンク色から大きく外れて、濁った・暗い・鮮やかな異常な色を帯びることがあります。
爪の形や厚みに異常があることが多い
変色と同時に、爪が厚くなる、もろくなる、反る、割れるなどの症状を伴う場合が多いです。
痛み・臭い・かゆみを伴うこともある
特に感染症(爪白癬・緑膿菌)では、悪臭・白濁・痛みが見られやすいと言われています。
変色が一部だけ or 全体に及ぶことがある
局所的なら外傷、全体的なら全身疾患の可能性もあります。
変色爪の主な特徴と色の種類
・爪白癬(つめ水虫)、乾燥、肝疾患などが原因となり、爪が白く濁る、白斑が出ることがあります。
・黄色~茶色に変色したり、爪が厚くなり、濁って変形することがあります。爪白癬、喫煙、慢性呼吸器疾患、加齢が原因だと言われています。
・爪の一部が青緑色に変わり、悪臭を伴う、緑膿菌感染(グリーンネイル)になることがあります。
・爪下血腫(ぶつけた・圧迫)、悪性黒色腫の可能性がある時は、爪の下に出血があり、黒・紫色に変色します。
・爪が、全体に暗い青み(青紫色)を帯びることがあります。これは、血行不良、心疾患、肺疾患などのチアノーゼが関係していると言われています。
・爪の下に赤や茶色の筋、色ムラが出ます。微小出血、糖尿病、自己免疫疾患などが原因で引き起こされます。
