
巻き爪になる原因について

巻き爪の原因は、爪に不適切な力がかかることや、爪の切り方・靴の影響など、生活習慣に深く関係しています。また、体質や病気が背景にあることもあります。それでは、巻き爪の原因について説明していきます。
深爪や不適切な爪の切り方(最も多い原因)
爪の角を丸く切る「ラウンドカット」や深く切りすぎると、爪が皮膚に食い込みながら伸びるようになり、巻き込みやすくなります。正しい切り方は「スクエアカット」(角を残してまっすぐ切る)です。
足に合わない靴の圧迫
つま先が細い靴、ハイヒール、サイズが小さい靴を履き続けると、爪が圧迫されて内側に曲がる力が働くことが原因のひとつになります。特に、長時間の着用で悪化しやすいと言われています。
運動不足・足指を使わない生活
足指をしっかり使っていない(例:浮き指や歩行不足)と、爪に適度な上からの力がかからず、上方向に伸びて巻きやすくなります。正しい歩き方をしない人にも多く見られます。
遺伝的な要素・体質
生まれつき爪が湾曲しやすい人や、爪が薄く変形しやすい人は巻き爪になりやすいと言われています。また、家族に巻き爪の人がいると、同様の爪の形状を引き継ぐことがあります。
加齢・乾燥
年齢とともに爪が乾燥して硬くなり、柔軟性を失います。その結果、爪が自然に丸まりやすくなります。
病気や外傷
糖尿病、血行障害、爪白癬(水虫)、外傷などによって爪の成長が不規則になることが巻き爪のきっかけになることもあります。
巻き爪の特徴について

巻き爪の特徴は、足の爪(特に親指)が横から内側に巻き込むように湾曲し、皮膚に食い込んでしまうことです。この変形によって痛みや炎症が起こり、日常生活に支障をきたすことがあります。それでは、巻き爪の主な特徴について説明していきます。
爪の端が内側に巻き込んでいる
巻き爪は、爪の両端または片側が内側に強くカーブし、「U字」や「C字」のような形になります。見た目にも明らかな変形となり、爪が皮膚に食い込むようになります。
爪が皮膚に当たって痛みが出る
靴を履いたとき、歩いたときに刺すような鋭い痛みがあります。進行すると、安静時でもズキズキする痛みになることもあります。
炎症や感染を起こすことがある
爪が皮膚を傷つけることで、赤み・腫れ・化膿・膿の排出などが見られることがあります。この状態を「陥入爪」と呼び、巻き爪が原因で起こることが多いと言われています。
片足だけ、または両足にできる
片足の親指だけに起こる場合もあれば、両足や複数の指に起こることもあります。左右差がある場合は靴の癖や歩き方の影響が考えられます。
見た目にツヤがなく厚みが増すこともある
巻き込んだ部分の爪が厚くなったり変色したりする場合もあります。特に爪白癬を合併しているときに多い特徴です。
